【領主】
「ホレ、さっさと始めんか」
座して黙したままのアーネに業を煮やし、
領主は寝転んだまま横柄に手招きする。
わずかな間を置いて、決心したようにアーネが動き出した。
【アーネ】
「失礼…………いたします」
おずおずと、アーネは領主の股間にしなだれかかり、
その醜悪な男性器に指を絡めた。
【領主】
「おほッ…………!」
しっとりとしたアーネの細い指が、自分の性器に優しく触れると
領主は体をビクンと跳ねさせ、興奮気味に声を漏らした。
下腹部にずっしりと圧し掛かる乳房はとても柔らかく、
サラサラとした下着の触感と上気した女の体温を伝えてくる。
そのままアーネはやわやわと、領主の醜く粗末な性器を撫で始めた。
たちまちの内に性器は硬さと熱を帯び、わずかに屹立する。
【アーネ】
「……いかがですか…………お館様」
半分目を逸らすようにしながら手を動かし、
アーネは領主に加減を伺った。
その仕草には、あからさまな嫌悪の色が浮かんでいたが、
それを差し引いても領主が得ている快感は大きなものだった。
アーネは決して性技に精通しているわけではなかったが、
触れ合った雄の情欲を掻き立てる極上の肌質と、生来の献身性が
意図せず至高の快感を生み出している。
【領主】
「おお…………良いぞ…………もっと強くだ」
性器が帯びた熱に対し、冷たく感じる指が這い回る感触に
領主は上ずった声を上げる。
若く美しい娘が己の男根を愛でている、と意識するだけで
醜い性器は硬さを更に増していった。
その感触はアーネにも伝わっており、領主の要望に応えて
性器を撫でる手の勢いを強くしていった。
やがて性器は完全に勃起し、天を仰ぐ。
尿道口からは先走りの汁が染み出し、アーネの可憐な指を
ベトベトに汚していった。